交渉しないと損!入居中でも家賃は値下げできる!!


昨今の物価高が…
キツい……
こんにちは!
ガソリン代がリッター180円超えで震えているシーサーです。
物価、上がりすぎじゃないですか!?
食費や娯楽費を削っても、家計はなかなかラクにならない…。
「もう削るとこないよ!」って思ってる人も多いはず。
でも、実はまだ削れる固定費があるんです。
それが「家賃」!
「え?家賃って下がるの?」と思ったあなた。
はい、交渉すれば下がる可能性があります!
しかも、思っている以上に多くの人が対象となります。
あなたもそのひとりかも!!
この記事を読めば…
- 家賃を下げられる理由
- 具体的な交渉方法
- 成功率を上げるコツ
がわかります!
もし、交渉に成功したら…
なにも意識することなく、毎月の出費を確実に削減することができるのです!

もと不動産屋さんのシーサーが、リアルな成功体験をもとにお伝えします!
それでは、ぜひ最後まで読んでみてください!
結論:入居中でも家賃値下げ交渉はできます!
実はほとんどの人ができる!

そもそも「家賃って下げられるの?」と思っていませんか?
実は、ほとんどの入居者さんに家賃交渉の権利があります。
「そんなの聞いたことない!」って?

借地借家法第32条で権利が認められています
むずかしい法律の話はナシにしますが、しっかり法律で認められている権利なのです!
つまり、大家さんに「家賃を少し下げてもらえませんか〜?」とお願いするのは、あなたの正当な権利なんです!
しかも交渉といっても、その実態は「お願い」をしているだけ!
ダメならそのまま。ノーリスクです。
交渉してもデメリットなし!
「もし交渉して、大家さんが怒ったら…?」
「退去しろって言われたりしない?」
そんな心配は不要!
なぜなら、借地借家法は入居者を守る法律だから。
大家さんは、”正当な理由”なしに退去させることはできません。
つまり、交渉して断られても、
今までどおり、普通に住み続けるだけ!

もうこれ、やらなきゃ損でしょ?
ほとんどの人ができるけど…
対象外もいる?→います。

交渉する権利を”ほとんど”の入居者さんが持っていることをお伝えしました。
”ほとんど”ということは、もちろんすべての人ができるわけではありません。
対象外にあてはまる入居者さんもいます。
「私も交渉できる?」と思ったら、まずは契約書で以下の内容を確認してください!
YESなら交渉OK!
(交渉できる権利があります)
では逆に、対象外(交渉する権利が無い)パターンは…
です。
賃貸契約の種類は基本的に、①”普通借家契約”と②”定期借家契約”のどちらかになります。
②は結構レア
もし“定期借家契約”だった場合は…
残念ながら対象外です……
でも、あきらめないで!
契約更新時に再交渉できる可能性もあるので、
一度、管理会社に相談してみましょう。
もし「契約している種類がわからない」「契約書を確認したけど不安…」
という場合は、一度以下の方法で確認してください。
無料で今すぐ、正確に確認できます。
- 契約書の写真を撮る(文字がハッキリ写るように!)
- 写真を生成AI「ChatGPT」に渡す
- 「この契約は普通借家契約ですか?」と質問する
契約書の文字がはっきり認識できる写真であれば、ほぼ100%の確率で正しい答えを「ChatGPT」が教えてくれます!
文字をきれいに撮る方法として、iPhoneをお使いでしたらメモアプリを長押しすると「書類をスキャン」って機能があります。
ぜひ試してみてください!!


ほとんどの場合が“普通借家契約”なので、この先はその前提で話をすすめますね
値下げ交渉が以外と成功する理由
大家さんのホンネ
大家さんにとって空室は恐怖の象徴
大家さんがなにより避けたいのは、空室になること!
入居者が退去すると、次の人が見つかるまで家賃はゼロ…。
タイミングが悪いと、大損害となってしまいます。
例えばこんなケース
- 家賃8万円のお部屋
- 5月に空室
→その年に次の入居者なし - 損失:50万円以上!?

いえ、まだまだこんなものではありません
さらに……
- 原状回復費用発生
- 募集広告費発生
つまり、空室が発生するとめちゃくちゃお金がかかるのです。
だから、大家さんの心の中(ホンネ)は…

家賃5,000円下げてでも、長く住んでくれたほうが助かる…!!
ということになります。

このホンネを押さえたら、次は交渉のポイントを見ていきましょう!
いざ交渉!
成功率を上げる準備と注意点
成功率をグッと上げるタイミング
交渉のタイミングは非常に重要です。
家賃交渉にベストなタイミングは…?
ズバリ、
- 5〜8月
- 11〜12月
この時期は引っ越しが少なく、空室が長引きやすいので交渉に応じてもらいやすいんです。
この時期に退去(空室)が出ると、次の入居までに長期間かかることが多いからです。
特に、「5月ごろ、もしくは11月ごろに引っ越しを検討している」と伝えると効果大!
大家さんとしては、なんとか引き止めたいので、交渉に乗ってくれる可能性がアップします。

実際は、1〜2ヶ月前の3〜4月、9〜10月ごろに交渉をスタートするとよいでしょう
ちなみに、「交渉できることは知っていたけど、契約更新時期じゃないとダメ聞いたことが…」という疑問をお持ちの人へ。
なので、更新時期は気にせず、チャンスがあれば動いてみましょう!
正しい交渉相手を確認しよう
「交渉は大家さんにするの?」
→ 実は違うことがほとんど!
ここで、再度契約書の確認をしましょう!
「管理会社」の記載がある部分を探します。
貸主(甲):〇〇株式会社
管理業務受託者(管理会社):△△不動産株式会社
こんな内容が見つかりましたか?
この「△△不動産株式会社」が、今回の交渉相手です!
△△不動産株式会社が、入居者さんと大家さん(〇〇株式会社)と間に立って、やりとりをしてくれるイメージです。

もし契約書に「管理会社」が書かれていない場合は、直接大家さんへの交渉でOKです。
根拠をリサーチ

交渉を成功させるためには、「なぜ家賃を下げてほしいのか?」を示す根拠があると有利です。
具体的には、次の4つの条件が似た物件を探します。
- エリア
- 広さ
- 間取り
- 築年数
この条件が揃っていて、今より安い家賃の部屋があれば、交渉の材料になります!
このとき、同じ建物の別のお部屋が今の家賃より安く募集されていればラッキーです。
決定的な根拠となり得ます!!
リサーチする最適なタイミングは、
- 2〜3月
- 9〜10月
ごろです。
引っ越しシーズンで物件の入れ替わりが多く、見つかる可能性が高いからです。
入居が決まると募集物件がサイトから消えてしまいます。
いい感じのお部屋を見つけたらすかさずスクショ(キャプチャ)を撮って保存しておきましょう。
根拠がなくてもOK
「根拠がなくても交渉できる?」
→ できます!
「そんな都合よく見つからないよ…」
「見つけたお部屋を根拠にしてよいか、いまいち不安…」
という人も多いかもしれません。
でも大丈夫です。
大家さんが大事にしているのは、“実績”と”気持ち” です。
■実績
入居年数→長いほど有利(3年以上を目安に)
■気持ち
「これからも長く住みたいけど、家賃が…」と伝える
実績としては、入居年数3年以上をひとつの目安と考えていいでしょう。
交渉材料は、必ずしも根拠だけではありません。

入居年数が長いというだけで、十分交渉のテーブルにつくことができます
次に、気持ちについて
今の部屋が気にっており住み続けたいが、もう少し家賃の安い部屋への引っ越しを検討していることを伝えましょう。
「出て行かれるかも…」と思うだけで、大家さんはプレッシャーを感じる ので、有効な交渉の材料になります!

引っ越しの検討を伝えることは、かけひきの材料として有効です
……あくまで、検討しているだけ
注意点:丁寧にお願いしよう
交渉相手も人間です。
たとえ決定的な根拠があっても、横柄な態度ではNG!
- 感謝の気持ちを伝える
- 「お願い」というスタンスでを忘れない
この2点を意識しましょう。
丁寧な入居者さんには、管理会社も気持ちよく対応してくれるはずです。
しっかりと心がけましょう!!

最後に、交渉メールのテンプレートを見ていきます
交渉メールテンプレート
パターン①:根拠がある場合
→「同じマンションの他の部屋が安い」「近隣の相場が下がっている」場合に使う

実際に僕が交渉成功したときのメールです!
「根拠を示すのが難しい…」という場合は、次のテンプレートを使うとよいでしょう。
パターン②:根拠がない場合
→「長く住んでいる」「これからも住みたい」ことを伝えて交渉する
必要な情報を書きかえて、ご利用ください!
まとめ
- 家賃交渉はほとんどの人ができる!
- 「お願いするだけ」だからノーリスク!
- 交渉の成功率を上げるには、タイミングと準備が大事!
大家さんにとって「長く住んでくれる入居者」は貴重な存在。
だからこそ、しっかり交渉すれば家賃が下がる可能性は十分あります!
ぜひ、この機会に家賃交渉にチャレンジしてみてください!